【農業女子】元農業女子がメリットとデメリットをお話しします。
今回は農業女子についてのおはなし。
近年農業高校では女の子の人数が多く、農業を目指す女の子が増えています。
そこで、女の子でも農業ってできるの?体力的には?楽しいの?ってことを書いていこうとおもいます。
まずメリットから!
わたしは高校、専門ともにお花を専攻してました。
切り花も鉢花もドライフラワーにも挑戦しました。
正直、結局はどれをつくるのもそれなりに大変です笑
種をまいても芽が出てこなかったり、芽がでたものの中にも株が弱くて生長が止まるものがあったり、病気や害虫がついて見た目が悪くなって価値が下がったり、最悪は廃棄になるってことも少なくないです。
ただその大変の中にも、商品として品質がいいものを作ることができたり、お客さんに喜んでもらえる、必要とされてるという実感を直接感じられるのは農業の良さだと思います。
ここがメリットです!
お花って玄関やお部屋に飾るだけでも明るい印象になります。
それが切り花でも鉢花でも同じだと思います。
実際、お客さんの中には玄関用にお花が欲しいといって買いに来てくれる方もいます。
お仏壇に飾るものでも花数が多かったり、花持ちが良かったり、数種類の花を組み合わせて見た目をよくするとお客さんからとても喜んでもらえます。
また切り花を長持ちさせるのも、花瓶に生けるのもやり方があります。
本格的な生け花でないとしても、きれいにお花を飾れるって女子力高いと思いませんか??笑
でもデメリットに感じるものも少なからずあります。
まず、日焼けです。
顔だけではなく、髪も焼けます。
夏の暑い中で作業をすれば汗もかくので髪が荒れたり肌が荒れたりなんてことはよくあります。
そして、わたしもかなり悩まされましたが女の子の日のことです…。
特に重い子は結構大変だと思います。
基本的に外作業だし、夏は暑いし冬は寒いです。炎天下の中でも、雨が降っても、雪が降っても作業はあります。
わたしは、下腹部の痛み、腰痛、肩こりは毎回症状があります。PMSもあります。時には頭痛や吐き気などの症状が出るときもあります。
本当にツライです。
なにがツライかって、女の子の日がそんなに重くないよって人に理解してもらえないことです。
女の子には平等にその日がやってくるものですが、量の多い少ない、症状があるない、症状の重さ軽さは人それぞれです。
そしてそれは人との共有ができないものです。
個人差の問題なので自分にしかツライのは分からないし、自分しか自分の体を労わることはできないです。
それに、人に申し訳ない気持ちがあったり、たかがって言われる、思われてるんじゃないかという気持ちになるのは精神的にもつらいと思います。
他人と比べて自分は重い、軽いということではなくて、少しでも無理なく作業ができる、仕事ができることのほうが重要だと思います。
農業は夢があるし、今は食育を受けてきた子がたくさんいるので農業に興味がある子がたくさんいるのは分かります。
ただ、少し現実的に考えることも必要なのではないかと思います。
でもそれは学校では教えてはくれないです。
自分との相談。
他のみんなが農業の道に進んでいったとしても、一度立ち止まって本当にこの道で大丈夫なのか考えてほしい。
夢だけが膨らんでも体がついていかなきゃ夢を叶えることはできないから。
適正とか、今まで学んできたことを生かしたいとかも大事だけど、体を1番に考えるやり方もアリだと思います!
こんなかんじで、メリットとデメリットをわたしなりに書いてみました。
これから先、農業したいと思ってる女の子に少しでもメリット、デメリットが伝わればいいな〜と思います。
おわり。