「たぶん良くはない、でも悪だとは思わない」
こんにちは。
みなさんは「注文したものと違うものが来たとき」ありませんか?
私は何度かそういう経験をしたことがあります。
みなさんも1回くらいは経験あるんじゃないでしょうか?
そしてそういう時、みなさんはどうしますか?
店員さんを呼んで、違うのがきましたって言いますか?
それとも、何事もなかったかのようにしますか?
わたしは、何事もなかったかのようにしたいです。
でもこれって、たぶん良くないことですよね。
分かってるんです。良くないなって。
閉店後のレジ精算でお金が合わなくなるかもしれないし、注文数と在庫数にも影響するかもしれない…。
まあ細かいことは知らんけど…。
-☆-
私が経験したのは飲食店です。
1回目は「おろしハンバーグ」を頼んだのに「パインハンバーグ」が来たとき。
2回目は「海老のお寿司3種盛り」を頼んだのに「サーモンのお寿司3種盛り」が来たとき。
もちろん、「あ、違うのが来た」って思います。笑
だけど、食べれないものじゃない限り食べるんですよね。
特にハンバーグの時は、値段も一緒だからって理由で店員さんも呼びませんでした。
絶対良くないだろうなぁとは思いつつも…。
-☆-
ではなぜ、私が良くないと思いつつも何事もなかったかのようにしたがるのか。
それはわたしが、やらかしがちミスしがち体質だからです。
ものすごく不純な理由ですよね。
たぶん間違ってる。
社会人としておかしな判断をしてると思います。
ただの言い訳にしかならないけど、私はやらかしがちだし、そしてそのミスをやらないように修正するのがめちゃくちゃ苦手です。
ある時は、こだわりが強かったり不器用すぎてマニュアル通りにできない。
また別の時は、おっちょこちょいな部分が多々あって、知らないうちにミスを頻発してる。
かといって1つのミスを直すのに必死になると、別のことでミスをする…。
こんなことばかりなんですよね。笑
直したいのになかなか直せないもどかしさ、迷惑をかけてると分かってるけど直せない申し訳なさ。
分かってるからこそ、ミスを指摘されると大きくダメージを食らってしまう…。
お客さんにも他の従業員にもいろんな迷惑をかけてしまうから、私なんかいない方がいいのかな?
とか思ってしまいます…。
-☆-
話を戻しますが、別にミスをした人がわたしと同じような人とは限らないと思います。というかその可能性は低いと思います。
また、他人のミスを許したからといって自分のミスが許されるわけではないです。
だけど、自分にたまたま当たってしまったミスややらかしは見逃したいと思ってしまいます。
教育上良くないですよね。
分かります。
痛いほどわかる。
でももしかしたら、そのミスをした人は普段全然ミスをしない人で、たまーにやっちゃうミスが当たったのかもしれません。
逆に、そのミスをした人は普段から頻繁にミスをしてしまう人で、よくあるミスが当たったのかもしれません。
そんなのどちらかなんて分かりません。
だけど、頻発にミスをやらかしてしまう人のミスかもしれないと考えたら、わたしは何もできなくなります。
そのミスをしたのが自分だったらと考えると、何もできなくなるんです。
だって、たまーにミスをするだけの人は適当に怒られて適当に許されるじゃないですか。
でも、頻発にミスする人はこれでもかというほど毎回怒られるんです。
…まあ当然だとは思います。
だって、頻発にやられちゃあ経営側は困りますもんね。
それに「またかよ…」と呆れるのも分かります。
自分でも自分に呆れますしね。
平等と言えば、平等なのかもしれないですよね。
だって、怒らないわけにはいかないし。
ただ、苦しい人が苦しみ続けなくちゃいけないのかといえばそうではないと思うんです。
-☆-
「ミスに寛容な世の中になりませんか…?」
ただこれって、甘えと言われればそれまでだし、努力が足りないと言われればそれまでなんですけどね。
でも、わたしと同じように困ってる人はきっとたくさんいるんじゃないかなって。
日本の社会には、生きづらさを抱えながらもなんとか踏ん張って生きてる人がものすごく多い気がして。
海外ってもっとそうゆうところが緩かったりするじゃないですか。
本当のところは知らんですけど。
うらやましいな…とか思ったりします。
でもだからって、じゃあ海外行こーとはならなくて…。
だから日本も、「もっと色んな人に寛容な社会」にならないかなって思うんです。
まあ他力本願的な考えではありますけど。
「何かをすれば劇的に世の中を変えられる」とは思いません。
そもそも「何をすれば世の中を変えていけるか」なんて私には分かりません。
だから自分は、自分にたまたま当たってしまったミスは見逃します。
それが良くないことだって分かっていても。
これが微々たる抵抗だとしても。
正当性は無いのかもしれないけど。
でも、これからもこの気持ちは変わらないと思います。
以上、「たぶん良くはない、でも悪だとは思わない」話でした。
みなさんはどう思いますか?
それでは。